2002年(ネ)第4815号謝罪及び損害賠償請求控訴事件
控 訴 人(一審原告) 程 秀 芝 外179名
被控訴人(一審被告) 日 本 国
人証の申出(2)
2004年5月25日
東京高等裁判所第2民事部 御中
控訴人ら訴訟代理人
弁護士 土 屋 公 献
同 一 瀬 敬 一 郎
同 鬼 束 忠 則
同 西 村 正 治
同 千 田 賢
同 椎 野 秀 之
同 萱 野 一 樹
同 多 田 敏 明
同 池 田 利 子
同 丸 井 英 弘
同 荻 野 淳
同 山 本 健 一
第1 控訴人王選尋問の申出
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兵庫県姫路市西夢前台4−45−610
控訴人(一審第1事件原告) 王 選
(尋問予定時間90分)
2 控訴人の地位
控訴人は、浙江省義烏市崇山村出身であり、1942年11月25日、日本軍による細菌戦攻撃により叔父・王海宝がペストに感染して死亡した。
3 立証の趣旨
1942年11月、日本軍の細菌戦攻撃によって衢州市で発生したペストが伝播し、義烏市崇山村に大きな流行と被害をもたらした事実、並びに現在における被害実態を立証する。
4 尋問事項
おって提出する。
第2 控訴人朱左峰尋問の申出
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中華人民共和国浙江省衢州市柯城区馬站府15幢5単元401室
控訴人(一審第2事件原告亡呉秀芬訴訟承継人)朱 左 峰
(尋問予定時間90分)
2 控訴人の地位
控訴人は、浙江省衢州市街地出身の原告であった亡呉秀芬の息子であり訴訟承継人である。1942年11月上旬、亡呉秀芬の祖母・呉毛氏及び父・呉炳揚がペストに感染して死亡した。
3 立証の趣旨
1940年10月4日、日本軍による細菌戦攻撃によって衢州市で発生したペスト流行による被害の実態、並びに現在における被害実態を立証する。
4 尋問事項
おって提出する。
第3 控訴人範小青尋問の申出
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中華人民共和国浙江省寧波市聯豊路169的53号55官102室
控訴人(一審第1事件原告亡銭貴法訴訟承継人)範 小 青
(尋問予定時間90分)
2 控訴人の地位
控訴人は、浙江省寧波市出身の原告であった亡銭貴法の妻であり訴訟承継人である。1940年11月、亡銭貴法は日本軍による細菌戦攻撃によりペストに罹患して奇跡的に生き残った。
3 立証の趣旨
1940年10月4日、日本軍による細菌戦攻撃によって寧波市で発生したペストの流行による被害の実態、並びに現在における被害実態を立証する。
4 尋問事項
おって提出する。
第4 控訴人陳英芳尋問の申出
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中華人民共和国浙江省義烏市稠城鎮金義路37号
控訴人(一審第2事件原告亡王六?訴訟承継人)陳 英 芳
(尋問予定時間90分)
2 控訴人の地位
控訴人は、浙江省義烏市街地出身の原告であった亡王六?の娘であり訴訟承継人である。1942年2月、当時11歳であった亡王六?の父・王朝福、母・趙愛蘭、兄・王四通
、兄・王五通、妹・王妹、姪・王桂蘭、甥・王廬海合計7名がペストに罹患して次々と死亡した。
3 立証の趣旨
日本軍による細菌戦攻撃により衢州市で発生したペストが義烏市街地に伝播し、1941年10月から爆発的に流行したペストによる被害の実態、及び現在における被害実態を立証する。
4 尋問事項
おって提出する。
第5 控訴人王耀来尋問の申出
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中華人民共和国湖南省常徳市武陵区西園居委会
控訴人(一審第2事件原告) 王 耀 来
(尋問予定時間90分)
2 控訴人の地位
控訴人は、湖南省常徳市石公橋出身であり、1942年11月、姉・王鳳清がペストに感染して死亡した。
3 立証の趣旨
日本軍の細菌戦攻撃により常徳市県城で発生したペストが常徳市石公橋に伝播し、1942年10月から流行したペストによる被害の実態、及び現在における被害実態を立証する。
4 尋問事項
おって提出する。
第6 控訴人熊善初尋問の申出
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中華人民共和国湖南省常徳市共城区周家店鎮黄公咀村6組
控訴人(一審第2事件原告) 熊 善 初
(尋問予定時間90分)
2 控訴人の地位
控訴人は、湖南省常徳市共城区周家店鎮出身であり、1942年10月、兄・熊用楠、兄・熊八生、甥・熊紹武、甥・熊紹平がペストに感染して死亡した。また控訴人自身もペストに罹患したが、早期治療によってかろうじて一命をとりとめた。
3 立証の趣旨
日本軍の細菌戦攻撃により常徳市県城で発生したペストが常徳市石公橋に伝播し、さらに1942年10月、周家店にまで伝播して流行したペストによる被害の実態、及び現在における被害実態を立証する。
4 尋問事項
おって提出する。
第7 控訴人黄炳輝尋問の申出
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中華人民共和国湖南省常徳市武陵大道75号
控訴人(一審第2事件原告) 黄 炳 輝
(尋問予定時間90分)
2 控訴人の地位
控訴人は、湖南省常徳市街出身であり、1942年3月から4月にかけて兄・黄秋、兄・黄元武がペストに感染して死亡した。控訴人は兄たちの死後に出生したものである。
3 立証の趣旨
日本軍による細菌戦攻撃により常徳市県城で発生し1942年10月から流行したペストによる被害の実態、及び現在における被害実態を立証する。
4 尋問事項
おって提出する。
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